こんにちは。
今回は木の病気についてのお話です。
最近静岡県東部・伊豆北の山々で枯れている木が目立ちますがナラ枯れの
疑いがあります。ナラ枯れとわナラ類、シイ・カシ類などの樹幹にカシノナガキクイムシが
潜入しナラ菌を樹体に感染させ菌が増殖することで水を吸い上げる機能を阻害して枯死させる
病です。
木の状態がおかしいとお客様から連絡を受け伺いました。
木はマテバシイ。 木の幹には直径1~2mmの穴が開いており虫が入った形跡がありました。
葉っぱも茶色く枯れ果て落ちずに残っていました。ナラ枯れの症状です。
もう虫が入ってしまって枯れてしまった木は伐倒し処分ですが、虫の入っていない木は
予防剤を施しました。樹幹注入タイプの予防剤です。木のお医者さんのお仕事もします(#^.^#)
今世界に蔓延しているウイルスの事もそうですが人間とウイルス、昆虫やその他の動植物、共存の
必要性と難しさを改めて知る日となりました。 バランスのとり方ですよね。
虫さん、住みやすい環境も造るからね。